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鏈
ふりがな文庫
“鏈”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くさり
84.6%
ケーブル
7.7%
チェーン
7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くさり
(逆引き)
なにか重い荷を背負い、なにか重い
鏈
(
くさり
)
を引きずって、とぼとぼと歩いている、そうした感じが、我にも他人にも、誰にも、相通ずる。
悲しい誤解
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
鏈(くさり)の例文をもっと
(11作品)
見る
ケーブル
(逆引き)
と彼に、左舷四、五十
鏈
(
ケーブル
)
の辺に異様なものが見えるのだ。
環礁
(
アトール
)
のようだが色もちがい、広茫水平線をふさぐに拘わらず、一本の椰子もない。
「太平洋漏水孔」漂流記
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
鏈(ケーブル)の例文をもっと
(1作品)
見る
チェーン
(逆引き)
浮錨の二本の
鏈
(
チェーン
)
が大砲のような音をたてて断ち切られ、一方の
鏈
(
チェーン
)
は跳ねかえって甲板に大きな穴をあけた。
ノア
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
鏈(チェーン)の例文をもっと
(1作品)
見る
“鏈”の解説
鏈(れん)は、航海で使用される長さの単位である。英語の''cable('s) length''(ケーブル長)の訳語である。今日ではあまり用いられていない。
ここでいうcable(ケーブル)は錨鎖(錨をつなぐための鎖)のことで、「鏈」は鎖の別表記である。錨鎖1房の長さを1鏈と定義するが、その長さは国により異なる。
(出典:Wikipedia)
鏈
漢検1級
部首:⾦
19画
“鏈”を含む語句
山鏈
金鏈
金鏈子
鏈之助
鏈帷子
鏈環
鏈索
鏈鎌
“鏈”のふりがなが多い著者
鈴木鼓村
徳冨蘆花
アリギエリ・ダンテ
小栗虫太郎
柳田国男
久生十蘭
夏目漱石
田山花袋
小川未明
豊島与志雄