“ゑんきん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
遠近80.0%
圓金20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
晝夜ちうや差別さべつなく、遠近ゑんきんから參集さんしふする愚男愚女ぐなんぐぢよは、一みちきもらず。
大小だいせう遠近ゑんきんもなくほうけたり未生みしやうわれや斯くてありけむ
和歌でない歌 (旧字旧仮名) / 中島敦(著)
併しこの一圓金ゑんきんあつた處で、明日あした一日凌げば無くなる。……後をどうするかね? 僕だつて金持といふ譯ではないんだからね、さうは續かないしね。
子をつれて (旧字旧仮名) / 葛西善蔵(著)