“心張”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんばり87.5%
しんば12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから、今朝は物置に入つてゐると、外から戸を締めて、輪鍵わかぎをかけて心張しんばりをした上、炭俵へ火をけた者があります。
見ると板戸は閉切たてきってあるものの内側うちから心張しんばりがかかっている様子がまんざら無人とは思われない。
雨戸の内側に通しの大かんぬきをはめ込み、一枚々々は、外から絶對にはづされないばかりでなく、さん掛金かけがね心張しんばりで三ヶ所も留めて、更に犬を飼ひ、飛道具まで用意してありました。
銭形平次捕物控:311 鬼女 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)