“棧(かけはし)” の例文
新字:桟
棧(かけはし)の亭(ちん)で、遙(はるか)にポン/\とお掌(て)が鳴(な)る。へーい、と母家(おもや)から女中(ぢよちう)が行(ゆ)くと、……誰(たれ)も居(ゐ)ない。池(いけ)の梅(うめ)の小座敷(こざしき)で、トーンと灰吹(はひふき)を敲(たゝ)く音(おと)がする、娘(むすめ)が行(ゆ)くと、……影(かげ)も見(み)えない。
春着 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
木曽の棧(かけはし)かけし世も
県歌 信濃の国 (新字新仮名) / 浅井洌(著)