“棧留”のいろいろな読み方と例文
新字:桟留
読み方割合
さんとめ50.0%
さんど50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見られしか暫時しばらくひかへよと申さるゝ時常盤橋ときはばし御門番松平近江守殿あふみのかみどの番頭ばんがしら夏目なつめ五郎右衞門より差出したる者兩人足輕小頭こがしら一人足輕あしがる六七人附そひ罷出しに其者共の風俗ふうぞく何れも棧留さんとめ綿入の上へ青梅のあはせ羽織を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
立せざる樣になしそつと立ち出でお專に向ひ如何に盜賊どろばうは此中に居たりしやと聞きければお專打ち笑ひ實に盜人ぬすびと猛々たけ/″\しとは虚言ならず今しも後より入り來られ上より八番目に居りたる年若にて色白く太織ふとおり紋付もんつき羽織はおりにて棧留さんとめの着物を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
釘を拔いて棧留さんどめにしたものらしく、わけも無く開けられますが、中には山吹色の小判が一パイ、主人はその上側のところをザク/\とすくひあげて見せて、次から次へと