“さんど”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
三度87.5%
三斗4.2%
山土4.2%
棧留4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たらささうなものだつて、——先生、自分ぢや何にもらない人だからね。第一僕が居なけりや三度さんどめしさへへない人なんだ」
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
水野越前守は、そのだらけ切った江戸の町人に三斗さんどを喰わせたのでした。
礫心中 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
東面山麓とうめんさんろく山土さんど崩壞ほうくわいして堆積たゐせきしたる一に、祝部高坏土器いはひべたかつきどき發見はつけんしたので、如何どう此所ここあやしいと、人類學者じんるゐがくしやならぬ土方どかた船町倉次郎ふなまちくらじらうといふのが、一生懸命しやうけんめいすゝんでほか
釘を拔いて棧留さんどめにしたものらしく、わけも無く開けられますが、中には山吹色の小判が一パイ、主人はその上側のところをザク/\とすくひあげて見せて、次から次へと