“はこだて”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
函館79.1%
箱館14.0%
凾館7.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あの恐ろしい函館はこだての大火や近くは北陸地方の水害の記憶がまだなまなましいうちに、さらに九月二十一日の近畿きんき地方大風水害が突発して
天災と国防 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
その忠義論もトウ/\行われずに幕府がいよ/\解散になると、忠臣義士は軍艦にのっ箱館はこだてに居る者もあれば、陸兵を指揮して東北地方に戦う者もあり
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
初めて杖を留めた凾館はこだては、北海の咽喉のどといわれて、内地の人は函館を見ただけですでに北海道そのものを見てしまったように考えているが、内地に近いだけそれだけほとんど内地的である。
初めて見たる小樽 (新字新仮名) / 石川啄木(著)