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凾館
ふりがな文庫
“凾館”の読み方と例文
読み方
割合
はこだて
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はこだて
(逆引き)
また時には五日七日くらいの
碇泊
(
ていはく
)
期間を親子三人
凾館
(
はこだて
)
に泊ったり、半月もの滞在となれば部屋を借りたりなどして暮しました。
おるすばん
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
初めて杖を留めた
凾館
(
はこだて
)
は、北海の
咽喉
(
のど
)
といわれて、内地の人は函館を見ただけですでに北海道そのものを見てしまったように考えているが、内地に近いだけそれだけほとんど内地的である。
初めて見たる小樽
(新字新仮名)
/
石川啄木
(著)
殊
(
こと
)
に
私
(
わたくし
)
は
櫻木海軍大佐
(
さくらぎかいぐんたいさ
)
とは
面識
(
めんしき
)
の
間柄
(
あひだがら
)
で、
數年
(
すねん
)
前
(
ぜん
)
の
事
(
こと
)
、
私
(
わたくし
)
がまだ
今回
(
こんくわい
)
の
漫遊
(
まんゆう
)
に
上
(
のぼ
)
らぬ
以前
(
いぜん
)
、ある
夏
(
なつ
)
、
北海道旅行
(
ほくかいだうりよかう
)
を
企
(
くわだ
)
てた
時
(
とき
)
、
横濱
(
よこはま
)
から
凾館
(
はこだて
)
へ
赴
(
おもむ
)
く
滊船
(
きせん
)
の
中
(
なか
)
で、
圖
(
はか
)
らずも
大佐
(
たいさ
)
と
對面
(
たいめん
)
した
事
(
こと
)
がある。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
凾館(はこだて)の例文をもっと
(3作品)
見る
凾
漢検準1級
部首:⼐
9画
館
常用漢字
小3
部首:⾷
16画
“凾”で始まる語句
凾
凾嶺
凾谷
凾頭村
“凾館”のふりがなが多い著者
押川春浪
壺井栄
石川啄木