“今回”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こんくわい25.0%
こんかい25.0%
こたび25.0%
このたび12.5%
こんど12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『これがわたくしつま春枝はるえ。』とわたくし紹介ひきあはせ、さら夫人ふじんむかつて、わたくしかれとがむかしおなじまなびのともであつたことわたくし今回こんくわい旅行りよかう次第しだい
それにまたかみさまからも『折角せっかくであるから通信つうしんしたがよい』との思召おぼしめしでございますので、今回こんかいいよいよおもってお言葉ことばしたがうことにいたしました。
貫一は今回こたびの事も知れり、彼の唯継なる事も知れり、既にこの場の様子をも知らざるにはあらねど、言ふべき事は後にぞひしと言はん、今はしばらく色にも出さじと
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
わたくしが社会党などに娘をることが出来まするものか出来ませぬものか、少し御賢察を願はしう存じまする、——近い御話が、閣下、今回このたび炭山の坑夫同盟でも明かでは御座りませぬか
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
四月末に帰国、九月に上京、そして今回こんどの事件が起った。
蒲団 (新字新仮名) / 田山花袋(著)