“需”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もと83.6%
もとめ16.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
斯ういう人と、もとめとに対しては容易に答えられるものではない。私はふとヘルマン・ヘッセのシッダールタという本を思い起した。
褐色の求道 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
而シテ君今亡シ。嗣子紳六郎男、其伝ヲ携ヘ来リテ之ニ序セムコトヲもとム。余之ヲ読ミテ其感ニ堪ヘス。即数言ヲ記シテ以テ之ヲ返ス。
西周伝:05 序 (新字旧仮名) / 津田真道(著)
貯蔵、製粉、製麭に関するあらゆる科学的並びに実用的の研究をする外、なお広く民間のもとめに応じて雑穀、粉、麺麭等の分析等をするそうである。
話の種 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
第三号には、硯友社員ではないらしいが露の屋尾花という人の改名披露が載っておる。「今般去る貴婦人のもとめに応じグットつやッぽく露の家尾花と改号」