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『褐色の求道』
ふりがな文庫
『
褐色の求道
(
かっしょくのぐどう
)
』
独逸に在る唯一の仏教の寺だという仏陀寺へ私は伯林遊学中三度訪ねた。一九三一年の事である。 寺は伯林から汽車で一時間ほどで行けるフロウナウという町に在った。噂ほどにもない小さな建物で、町外れの人家の中に在った。流石に其処だけは自然に土盛りが高 …
著者
岡本かの子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
初出
「宗教公論」1935(昭和10)年2、3月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約15分(500文字/分)
朗読目安時間
約24分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
群集
(
マッス
)
端
(
ぱ
)
確
(
しっ
)
閑
(
しず
)
究竟
(
くきょう
)
額
(
ぬか
)
悠
(
ゆ
)
吠陀
(
ヴェーダ
)
度
(
た
)
外
(
はず
)
噛
(
かじ
)
撓
(
しな
)
葬
(
ほうむ
)
斯
(
こ
)
翳
(
かげ
)
極
(
きま
)
涎掛
(
よだれか
)
別荘
(
ヴィラ
)
瞑
(
つむ
)
素人
(
しろうと
)
解脱
(
げだつ
)
硝子
(
ガラス
)
若
(
も
)
生憎
(
あいにく
)
萌黄
(
もえぎ
)
角
(
かく
)
滅入
(
めい
)
赧
(
あか
)
途
(
みち
)
連翹
(
れんぎょう
)
遮
(
さえぎ
)
遺身
(
かたみ
)
開敷
(
かいふ
)
間諜
(
かんちょう
)
需
(
もと
)
頻
(
しき
)
饑
(
う
)
弾呵
(
だんか
)
主街
(
メーンストリート
)
什具
(
じゅうぐ
)
会得
(
えとく
)
伯林
(
ベルリン
)
倫敦
(
ロンドン
)
先
(
ま
)
兎
(
と
)
其処
(
そこ
)
印度
(
インド
)
墻根
(
かきね
)
寧
(
むし
)
幽邃
(
ゆうすい
)
猶予
(
ゆうよ
)
悦
(
よろこ
)
所謂
(
いわゆる
)
拠
(
よ
)
数珠
(
じゅず
)
未敷
(
みふ
)
此処
(
ここ
)
流石
(
さすが
)
下
(
した
)
点
(
つ
)
然
(
しか
)
牽付
(
ひきつ
)
独逸
(
ドイツ
)