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墻根
ふりがな文庫
“墻根”の読み方と例文
読み方
割合
かきね
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かきね
(逆引き)
急に春めいて来て、町の街路樹はすっかり
萌黄
(
もえぎ
)
の芽を吹き、家々の窓や
墻根
(
かきね
)
から色々の花さえちらほら見えた。
褐色の求道
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
彼等はちやうど、あの意地わるの女主人に言附かつて、彼を
揶揄
(
やゆ
)
するために来たかとさへ思はれた。その女主人は、
墻根
(
かきね
)
の向うからそれらの光景を見て居ながら、わざと気のつかぬふりをして居る。
田園の憂欝:或は病める薔薇
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
墻根
(
かきね
)
の外を
野口雨情民謡叢書 第一篇
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
墻根(かきね)の例文をもっと
(3作品)
見る
墻
漢検1級
部首:⼟
16画
根
常用漢字
小3
部首:⽊
10画
“墻”で始まる語句
墻
墻壁
墻内
墻門
墻塀
墻頭
墻外
墻柳
墻結
墻蘼
“墻根”のふりがなが多い著者
野口雨情
佐藤春夫
岡本かの子