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遺身
ふりがな文庫
“遺身”の読み方と例文
読み方
割合
かたみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かたみ
(逆引き)
そして母は一昨日の朝、嫌な人生のお芝居を
遺身
(
かたみ
)
に残して呉れました。実は母は一昨日死んだのですけれども、どうしても死んだとは思えません。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
死人の
遺身
(
かたみ
)
かと思われる、其の色は緑がかって聊か黒味を帯びて居る、随分世に類の多い髪の毛だ
幽霊塔
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
しかしかつて娘が折ッてくれた鶴、香箱、三方の
類
(
たぐい
)
はいまだに
遺身
(
かたみ
)
として秘蔵している。
初恋
(新字新仮名)
/
矢崎嵯峨の舎
(著)
遺身(かたみ)の例文をもっと
(8作品)
見る
遺
常用漢字
小6
部首:⾡
15画
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
“遺”で始まる語句
遺
遺憾
遺骸
遺書
遺物
遺言
遺恨
遺品
遺跡
遺漏
“遺身”のふりがなが多い著者
矢崎嵯峨の舎
黒岩涙香
岡本かの子
中里介山