“立還”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たちかへ50.0%
たちかえ40.0%
たちかえっ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三年前神隱しに逢つて野州二荒山ふたらやまの奧に居たといふ和泉守一子鐵三郎が江戸に立還たちかへり、改めて家督相續を願ひ出で、後見人永井平馬は
諸君は諸君の机上を飾っている美しい詩集の幾冊を焼き捨てて、諸君のくわだてた新運動の初期の心持に立還たちかえってみる必要はないか。
弓町より (新字新仮名) / 石川啄木(著)
商売の実地を知らず話は以前もと立還たちかえった経済を語りましょう。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)