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立還
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たちかえ
ふりがな文庫
“
立還
(
たちかえ
)” の例文
諸君は諸君の机上を飾っている美しい詩集の幾冊を焼き捨てて、諸君の
企
(
くわだ
)
てた新運動の初期の心持に
立還
(
たちかえ
)
ってみる必要はないか。
弓町より
(新字新仮名)
/
石川啄木
(著)
以上炭の
噂
(
うわさ
)
まで来ると二人は最初の木戸の事は
最早
(
もう
)
口に出さないで
何時
(
いつ
)
しか元のお徳お源に
立還
(
たちかえ
)
りぺちゃくちゃと仲善く
喋舌
(
しゃべ
)
り合っていたところは
埒
(
らち
)
も無い。
竹の木戸
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
Mが恐れ、
戦
(
おのの
)
き、
藻掻
(
もが
)
き狂いつつ、逃げよう逃げようとしていたその恐ろしいスタートの決勝点に、悪魔的な不可抗力をもって
立還
(
たちかえ
)
るべく余儀なくされて来た。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
永井平馬の
一子
(
いっし
)
平太郎が、永井和泉守相続人として、明日は将軍御目見という時、三年前神隠しに逢って野州
二荒山
(
ふたらさん
)
の奥にいたという和泉守一子鉄三郎が江戸に
立還
(
たちかえ
)
り、改めて家督相続を願い出で
銭形平次捕物控:080 捕物仁義
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
還
常用漢字
中学
部首:⾡
16画
“立”で始まる語句
立
立派
立退
立停
立場
立上
立出
立竦
立籠
立塞