“敬服”の読み方と例文
読み方割合
けいふく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こといたものに敬服けいふくしてゐたM、K名前なまえつてゐるだけで、わたしには、初対面しよたいめんであつたが、すこしも気取きどらない、ヒユモリストであるので
微笑の渦 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
そうしたら、ぼくは、敬服けいふくするがなあといって、れいちゃんは、一人ひとり子供こどもっているどんぐりを一つもらって、みちとおくへいてきたのですって。
金歯 (新字新仮名) / 小川未明(著)
わたくし貴方あなたすべてを綜合そうがふする傾向けいかうつてゐるのを、面白おもしろかん敬服けいふくいたしたのです、また貴方あなたいまべられたわたくし人物評じんぶつひやうは、たゞ感心かんしんするほかりません。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)