“けいふく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
敬服47.1%
傾覆23.5%
景福11.8%
慶福5.9%
敬伏5.9%
敬覆5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうしたら、ぼくは、敬服けいふくするがなあといって、れいちゃんは、一人ひとり子供こどもっているどんぐりを一つもらって、みちとおくへいてきたのですって。
金歯 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ひとり活力を失うのみならず、社会の精粋せいすいようやく封建社会の外に集り、智勇弁力は、既に封建社会の敵となり、封建社会は、その中心点を失うて、漸く傾覆けいふくせんとす。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
わたし達無産者の景福けいふくである。
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
欣幸きんこう慶福けいふく。」
妖魔の辻占 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
と西に向つて、草を払つて、秋葉の行者ぎょうじゃと、羽黒の小法師こほうしそろつて、手をいて敬伏けいふくした。
妖魔の辻占 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
早晩人到り、回報疾風のごとくあらんことを。敬覆けいふく、深く照察しょうさつを乞い仰ぐ。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)