トップ
>
傾覆
ふりがな文庫
“傾覆”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
けいふく
57.1%
くつがえ
14.3%
くつがへ
14.3%
たおれ
14.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けいふく
(逆引き)
これによりて感激し、ついに先帝にゆるすに駆馳を以てす。後、
傾覆
(
けいふく
)
にあい、任を敗軍の際にうけ、命を危難のあいだに奉ぜしめ、
爾来
(
じらい
)
二十有一年矣。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
傾覆(けいふく)の例文をもっと
(4作品)
見る
くつがえ
(逆引き)
荒浪の上に
揉
(
も
)
まるる
棚
(
たな
)
なし
小舟
(
おぶね
)
のあわや
傾覆
(
くつがえ
)
らん風情、さすが覚悟を極めたりしもまた今さらにおもわれて、一期の大事死生の
岐路
(
ちまた
)
と八万四千の身の毛よだたせ牙
咬
(
か
)
みしめて
眼
(
まなこ
)
を
睜
(
みは
)
り
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
傾覆(くつがえ)の例文をもっと
(1作品)
見る
くつがへ
(逆引き)
楯をも貫くべき雨の
打付
(
ぶつか
)
り来る度撓む姿、木の軋る音、
復
(
もど
)
る
姿
(
さま
)
、又撓む姿、軋る音、今にも
傾覆
(
くつがへ
)
らんず様子に、あれ/\危し仕様は無きか、傾覆られては大事なり、止むる術も無き事か
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
傾覆(くつがへ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
たおれ
(逆引き)
之に反し凡て我がこの言を聴きて之を行わざる者は砂の上に家を建し
愚人
(
おろかなるひと
)
に譬えられん、雨降り大水出で、風吹きて其家に当りたれば終に倒れてその
傾覆
(
たおれ
)
大なりき。
聖書の読方:来世を背景として読むべし
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
傾覆(たおれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
傾
常用漢字
中学
部首:⼈
13画
覆
常用漢字
中学
部首:⾑
18画
“傾”で始まる語句
傾
傾城
傾斜
傾向
傾聴
傾城買
傾城町
傾蓋
傾注
傾斜地
“傾覆”のふりがなが多い著者
吉田松陰
徳富蘇峰
内村鑑三
幸田露伴
吉川英治