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くつがへ
ふりがな文庫
“くつがへ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
覆
90.0%
傾覆
5.0%
顛
5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
覆
(逆引き)
その脊は
覆
(
くつがへ
)
りたる舟の如し。忽ち彼雛鷲は
電
(
いなづま
)
の撃つ勢もて、さと
卸
(
おろ
)
し來つ。
刃
(
やいば
)
の如き
利爪
(
とづめ
)
は魚の背を
攫
(
つか
)
みき。母鳥は喜、色に
形
(
あらは
)
れたり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
くつがへ(覆)の例文をもっと
(18作品)
見る
傾覆
(逆引き)
楯をも貫くべき雨の
打付
(
ぶつか
)
り来る度撓む姿、木の軋る音、
復
(
もど
)
る
姿
(
さま
)
、又撓む姿、軋る音、今にも
傾覆
(
くつがへ
)
らんず様子に、あれ/\危し仕様は無きか、傾覆られては大事なり、止むる術も無き事か
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
くつがへ(傾覆)の例文をもっと
(1作品)
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顛
(逆引き)
夫が病褥に就いてからの月日を加へたら三年近く男を断つてゐた
挙句
(
あげく
)
の事であるから、自分のために其生涯を
顛
(
くつがへ
)
されたのも無理ではないと考へてゐた。
来訪者
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
くつがへ(顛)の例文をもっと
(1作品)
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