“スク”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:すく
語句割合
50.0%
33.3%
宮城16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其でも、玉を拾ひ續ける。玉は水隱ミガクれて、見えぬ樣になつて行く。姫は悲しさに、もろ手を以てスクはうとする。ムスんでも/\、水のやうに、手股タナマタから流れ去る白玉——。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
おなじ語の方言なるにいる(又、にいるスク)を使うてゐる先島の八重山の石垣及びその離島々では、語原を「那落」に聯想して説明してゐる程、恐るべき処と考へてゐる。
にらいの大主と浄化した地方に対して、此にいる宮城スクから来る者は、祖霊と神との間に置くべき姿をしてゐます。
翁の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)