“みやしろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ミヤシロ
語句割合
御社90.9%
宮城4.5%
神祠4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
順道じゅんとうならば、今頃は既に、藤原の氏神河内の枚岡ひらおかの御神か、春日の御社みやしろに、巫女みこの君として仕えているはずである。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
さよう、さよう、まだそのほかに高遠たかとお宮城みやしろからも一人ありました。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
邪悪よこしまにして慾深ければ、奉納のあげ豆腐をて足れりとせず。われから宝珠を棄てて、明神の神祠みやしろを抜け出で、穴も定めぬ野良狐となりて、彼の山に漂泊さまよひ行きつ。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)