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おやしろ
ふりがな文庫
“おやしろ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
御社
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御社
(逆引き)
何が何だか判らないが、いつまでも子供を相手にしてもいられないので、三人はそのまま其処を立ち去って、随身門をはいって
御社
(
おやしろ
)
に参詣、もとの宿屋へ帰って来ました。
半七捕物帳:68 二人女房
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
すなわち一生を
御社
(
おやしろ
)
に捧げて、歌いつ舞いつする者となったり、もしくは水の精を
聟
(
むこ
)
に
儲
(
もう
)
けたと
謂
(
い
)
って、末にはするすると長い
裳裾
(
もすそ
)
を
曳
(
ひ
)
いて、
池沼
(
ちしょう
)
の底に入ってしまったり
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
村の中央には
明神
(
みょうじん
)
さまの
御社
(
おやしろ
)
と清い泉とがあって村の人の
渇仰
(
かつごう
)
を集め、それに養われたと言われる無筆の歌人、漁夫
磯丸
(
いそまる
)
の旧宅と石の
祠
(
ほこら
)
とは、ちょうど私の本を読む窓と
相対
(
あいたい
)
していた。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
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