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援
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すく
ふりがな文庫
“
援
(
すく
)” の例文
追撃して高陽附近に至る頃明将楊元新手を率いて来り
援
(
すく
)
った。李如松も之に力を得、部将李如柏、李如梅、李寧等も
孰
(
いず
)
れも自身剣を執って戦った。
碧蹄館の戦
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
後
(
のち
)
金兵来寇するに及び、所部四百騎もて十余戦せるも、大将王権はまず
遁
(
のが
)
れ、武将
戴皐
(
たいこう
)
は来り
援
(
すく
)
わず、興ついに馬とともに
討死
(
うちじに
)
せるを朝廷憫んで廟を建てた。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
私があなたの家を
援
(
すく
)
ったことは、一つの
瓶
(
かめ
)
位ではありません。なぜすこしは私の顔もたててくれないのです。私は、今、あなたに
真
(
ほんとう
)
のことをいいます。私は人ではありません。
小翠
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
菊江は大声を立てて
援
(
すく
)
いを求めようとしたが、刑事か巡査が通っていないかぎり、人家はそれほど遠くないにしたところで、この夜更けにすぐ援いを求めることはできないうえに
女の怪異
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
然れども不幸にして
先鋒
(
せんぽう
)
楊松、燕王の
為
(
ため
)
に不意を襲われて
雄県
(
ゆうけん
)
に死し、
潘忠
(
はんちゅう
)
到
(
いた
)
り
援
(
すく
)
わんとして
月漾橋
(
げつようきょう
)
の伏兵に
執
(
とら
)
えられ、部将
張保
(
ちょうほ
)
敵に降りて其の利用するところとなり、遂に
滹沱河
(
こだか
)
の北岸に
於
(
おい
)
て
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
▼ もっと見る
「あれえ!」と叫びて
援
(
すく
)
いを求めたりしは、このときの血声なりき。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
康の三国の兵が
西涼府
(
せいりょうふ
)
を囲む、玄宗、不空三蔵をして祈らしむると、毘沙門の王子、兵を率いて府を
援
(
すく
)
い、敵営中に金色の鼠ありて弓絃を皆断ったので大勝利となり
十二支考:11 鼠に関する民俗と信念
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
援
常用漢字
中学
部首:⼿
12画
“援”を含む語句
援助
救援
後援
應援
応援
後援者
声援
孤立無援
援兵
赴援
援軍
来援
援護
馬援
攀援
攀援類
不渡手形的援醤宣言
側援
相援
相互援助法
...