“攩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すく50.0%
たも50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かきあみとは攩網すくひだまなり、鮏をすくるをいふ。そのすくだまの作りやうは又ある木のえだげあはせて飯櫃いひびつなりに作りこれにあみふくろをつけ、長きありてすくふたよりとす。
そして網の底は一枚に続いて海底を蔽っているのであって、いわば途方もなく大きい紡錘形の口を持ったたも網を海上に浮かべたようなものである。
大謀網 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)