“異分子”の読み方と例文
読み方割合
いぶんし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼等かれらあひだには異分子いぶんしまじへてらぬ。彼等かれらときによつてはおそれて控目ひかへめにしつゝ身體からだ萎縮すくんだやうにつてほどものおくする習慣しふくわんがある。しかうして儕輩さいはいのみがあつまればほとんど別人べつじんである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
照空隊の光芒こうぼうは、異分子いぶんしの侵入した帝都の空を嘗めまわした。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)