“すくな”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:スクナ
語句割合
46.6%
35.5%
8.1%
4.9%
3.0%
些少0.2%
鮮少0.2%
0.2%
宿儺0.2%
寡少0.2%
少名0.2%
0.2%
0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それら全体の諸関係をひっくるめて友情につつんでいてくれる決してくない友人たちのいるということ。なかなか私は幸福者です。
卯平何時がさうしたのかたへられてあつた。白髮つていた火傷のあたりをうてた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
だが、山家らしい質素な食事に二人で相変らず口数く向った後、私達が再び暖炉の前に帰っていってから大ぶ立ってからだった。
菜穂子 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
香取秀真氏が法隆寺の峰の薬師で取調べたところにると、お薬師様に奉納物の鏡には、随分れた価値のものもくなかつたが
私はこのお話で多少でも本当の事と迷信との間に境界線が引けたとしたならば、くも私が朝夕弾いているこの一台のピアノだけは、非常にそれを喜んでくれるであろう。
音楽界の迷信 (新字新仮名) / 兼常清佐(著)
尾鰭を付けて人は物を言ふのが常、まして種牛の為に傷けられたといふ事実は、些少からず好奇な手合の心を驚かして、る処に茶話の種となる。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
働好な、壮健な、人の好い、しかも子の無い叔母は、いつまでも児童のやうに丑松を考へて居るので、其児童扱ひが又、些少からず丑松を笑はせた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
く働くことに掛けては男子にもる程であるが、教員の細君で野面にまで出て、烈しい気候を相手に精出すものも鮮少い。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
信州人ほど茶をむ手合も鮮少からう。ういふ飲料を好むのは寒い山国に住む人々の性来の特色で、日に四五回づゝ集つて飲むことを楽みにする家族が多いのである。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
加之先生の識見、直ちに本来の性情より出で、に泰西輓近の思想を道破せるものからず。其の邪を罵り、俗をふや、一片氷雪の気天外より来り、我等の眉宇たんとするの概あり。
「鏡花全集」目録開口 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
また飛騨では宿儺がそむいて、討ち殺された。天皇が死ぬと、その子の皇子が反逆をおこしている。
室数多けれども至って寡少なる深川のは、その夜よりわしくなれり。綾子が厚きにて、ただにかの婦人のみならず、なお彼に附随せる犬をもせて養いぬ。
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「さようなればお二方に、失礼らお願い申し上げまする。今宵も今宵、湯島なる、人目にき茶屋の奥にて、お春と会う手筈ゆえ、御都合よくばお邸より、かの家までお伴をいたしとう存じまする」
艶容万年若衆 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
もとより長き放埒に、貧しく乏しくなりはしても、玉より輝く美容のために身を粉にしても、入揚ぐる娼婦の数もくないのでした。
艶容万年若衆 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)