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鮮少
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すくな
ふりがな文庫
“
鮮少
(
すくな
)” の例文
克
(
よ
)
く働くことに掛けては男子にも
勝
(
まさ
)
る程であるが、教員の細君で
野面
(
のら
)
にまで出て、烈しい気候を相手に精出すものも
鮮少
(
すくな
)
い。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
信州人ほど茶を
嗜
(
たしな
)
む手合も
鮮少
(
すくな
)
からう。
斯
(
か
)
ういふ
飲料
(
のみもの
)
を好むのは寒い山国に住む人々の性来の特色で、日に四五回づゝ集つて飲むことを楽みにする家族が多いのである。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
彼程
(
あれほど
)
学問が無くて、彼程蔵書の多いものも
鮮少
(
すくな
)
からう、とは
斯界隈
(
このかいわい
)
での一つ話に成つて居る。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
“鮮少”の意味
《名詞》
鮮少(せんしょう)
非常に少ないこと。ごく僅かであること。
(出典:Wiktionary)
鮮
常用漢字
中学
部首:⿂
17画
少
常用漢字
小2
部首:⼩
4画
“鮮”で始まる語句
鮮
鮮麗
鮮血
鮮明
鮮紅
鮮人
鮮魚
鮮緑
鮮鯛
鮮妍