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些少
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すくな
ふりがな文庫
“
些少
(
すくな
)” の例文
尾鰭
(
をひれ
)
を付けて人は物を言ふのが常、まして種牛の為に傷けられたといふ事実は、
些少
(
すくな
)
からず
好奇
(
ものずき
)
な手合の心を驚かして、
到
(
いた
)
る処に茶話の種となる。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
働好な、
壮健
(
たつしや
)
な、人の好い、しかも子の無い叔母は、いつまでも
児童
(
こども
)
のやうに丑松を考へて居るので、其
児童扱
(
こどもあつか
)
ひが又、
些少
(
すくな
)
からず丑松を笑はせた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
雪に妨げられて、学校へ集る生徒は
些少
(
すくな
)
かつた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
些
漢検準1級
部首:⼆
7画
少
常用漢字
小2
部首:⼩
4画
“些”で始まる語句
些
些細
些事
些々
些末
些中
些程
些子
些細事
些前