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寡少
ふりがな文庫
“寡少”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かしょう
80.0%
すくな
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かしょう
(逆引き)
「勝敗はすでにあきらかでござる。このうえの御評議無用。——
寡少
(
かしょう
)
な敵軍が、なんでお味方のこの大軍に当り得ましょうや」
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
柵
(
さく
)
、
櫓
(
やぐら
)
、幕、陣小屋。たちまちそこは火の海となり、官軍はぞくぞく大津、坂本方面へと退却し出した。しかしこのむりな突破に払った足利方の損害は
寡少
(
かしょう
)
でない。
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
寡少(かしょう)の例文をもっと
(4作品)
見る
すくな
(逆引き)
室数
(
まかず
)
多けれども至って
人
(
ひと
)
寡少
(
すくな
)
なる深川の
館
(
やかた
)
は、その夜より
賑
(
にぎ
)
わしくなれり。綾子が厚き
情
(
なさけ
)
にて、ただにかの婦人のみならず、なお彼に附随せる犬をも
加
(
あわ
)
せて養いぬ。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
寡少(すくな)の例文をもっと
(1作品)
見る
寡
常用漢字
中学
部首:⼧
14画
少
常用漢字
小2
部首:⼩
4画
“寡”で始まる語句
寡婦
寡
寡言
寡聞
寡兵
寡黙
寡人
寡慾
寡勢
寡欲
“寡少”のふりがなが多い著者
吉川英治
泉鏡花