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寡婦
ふりがな文庫
“寡婦”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
やもめ
42.4%
かふ
37.6%
ごけ
15.3%
くわふ
3.5%
をんな
1.2%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やもめ
(逆引き)
それにもう一つ悲しいことには、わたし達はそのとき、二人とも
寡婦
(
やもめ
)
になっていました。
何方
(
どちら
)
も、
良人
(
おっと
)
が戦争に出て戦死したのです。
二人の母親
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
寡婦(やもめ)の例文をもっと
(36作品)
見る
かふ
(逆引き)
乙女の愛の芽生えから結婚、出産、最後に
寡婦
(
かふ
)
の淋しさまで八曲に歌ったもので、その純粋な愛情と美しい悩みは人を揺り動かす。
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
寡婦(かふ)の例文をもっと
(32作品)
見る
ごけ
(逆引き)
それに不思議な事には、
寡婦
(
ごけ
)
さんに耳を引張られると、国士どころか、何だか自分が鍋か兎ででもあるやうな気がする事だつた。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
寡婦(ごけ)の例文をもっと
(13作品)
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▼ すべて表示
くわふ
(逆引き)
収穫は次第に
耗
(
へ
)
つて、家が貧しくなつて、跡には母と私とが殆ど無財産の
寡婦
(
くわふ
)
孤児として残つた。
啻
(
ただ
)
に寡婦孤児だといふのみではない。私共は
刑余
(
けいよ
)
の人の妻子である。日蔭ものである。
津下四郎左衛門
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
寡婦(くわふ)の例文をもっと
(3作品)
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をんな
(逆引き)
無理もないと思ひつゝも、智恵子の心には思ひもかけぬ怪しき
陰翳
(
かげ
)
がさした。智恵子は心から此哀れなる
寡婦
(
をんな
)
に同情してゐた。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
寡婦(をんな)の例文をもっと
(1作品)
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“寡婦”の意味
《名詞》
寡 婦(かふ、やもめ)
夫と死別または離婚して再婚していない女性。
(出典:Wiktionary)
寡
常用漢字
中学
部首:⼧
14画
婦
常用漢字
小5
部首:⼥
11画
“寡婦”で始まる語句
寡婦暮
寡婦様
寡婦鶏
寡婦殉死
検索の候補
寡婦暮
古寡婦
女寡婦
寡婦様
寡婦鶏
小寡婦
老寡婦
若寡婦
寡婦殉死
“寡婦”のふりがなが多い著者
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
アリギエリ・ダンテ
ニコライ・ゴーゴリ
ワシントン・アーヴィング
木下尚江
内村鑑三
徳冨蘆花
薄田泣菫
石川啄木
二葉亭四迷