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『二人の母親』
ふりがな文庫
『
二人の母親
(
ふたりのははおや
)
』
「坊ちゃん、いくつ?」 通りがかりの老紳士が問いかけると、 「四つ」 砂いじりに夢中になっていた男の子が答えた。 「名前は何ていうの」 「ジャン」 「苗字は?」 「ジャン」 「それだけじゃ、わからないね」老紳士は莞爾して、「ジャンという名前 …
著者
モーリス・ルヴェル
翻訳者
田中早苗
ジャンル
文学 > フランス文学 > 小説 物語
初出
「夜鳥」春陽堂、1928(昭和3)年6月23日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約13分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
彼女
(
それ
)
良人
(
あのひと
)
彼女
(
あのひと
)
欄
(
かこい
)
貴方
(
ムッシュウ
)
彼
(
あれ
)
容貌
(
かお
)
突然
(
だしぬけ
)
彼方
(
あっち
)
奥様
(
マダム
)
寧
(
いっ
)
性癖
(
くせ
)
難有
(
ありがと
)
陥
(
お
)
最後
(
しまい
)
懐
(
なつ
)
女
(
ひと
)
判明
(
はっきり
)
玩具
(
おもちゃ
)
沁々
(
しみじみ
)
做
(
な
)
窶
(
やつ
)
自暴
(
やけ
)
何方
(
どちら
)
良人
(
おっと
)
荒
(
すさ
)
莞爾
(
にっこり
)
詫言
(
わびごと
)
談話
(
はなし
)
住室
(
へや
)
起
(
た
)
鋤
(
すき
)
仰
(
おっ
)
仄
(
ほの
)
独逸
(
ドイツ
)
寡婦
(
やもめ
)
此処
(
ここ
)
傍
(
そば
)
其処
(
そこ
)
搬
(
はこ
)
打萎
(
うちしお
)
所有
(
もの
)
両女
(
ふたり
)
判然
(
はっきり
)
彼子
(
あれ
)
可憫
(
かわい
)
四辺
(
あたり
)
年齢
(
とし
)
巴里
(
パリ
)