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やもめ
ふりがな文庫
“やもめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
寡婦
44.4%
鰥
22.2%
孀
11.1%
寡
6.2%
孀婦
6.2%
鰥夫
6.2%
寡夫
1.2%
山女
1.2%
鰥男
1.2%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寡婦
(逆引き)
古い洋風擬ひの建物の、素人下宿を營んでゐる林といふ
寡婦
(
やもめ
)
の家に室借りをしてゐた。立見君は其室を『猫箱』と呼んでゐた。
札幌
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
やもめ(寡婦)の例文をもっと
(36作品)
見る
鰥
(逆引き)
しがない
鰥
(
やもめ
)
の船頭には、一国の宰相の死よりは、夕方の酒の
桝目
(
ますめ
)
と、
晨
(
あした
)
の米の値のほうが、遥かに実際には強くひびく。
旗岡巡査
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
やもめ(鰥)の例文をもっと
(18作品)
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孀
(逆引き)
孀
(
やもめ
)
のお勝も源兵衛の妹だけあって気性の勝った人で、お園が男のように竹馬に乗ったりして遊ぶのを
叱言
(
こごと
)
もいわずに、五
分
(
ぶ
)
刈の男姿にしておいた。
竹本綾之助
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
やもめ(孀)の例文をもっと
(9作品)
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▼ すべて表示
寡
(逆引き)
そのわけというのは、彼女はまだ若いのですが、てまえの兄にあたる良人に
死別
(
わか
)
れ、
寡
(
やもめ
)
となってから三年になります。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
やもめ(寡)の例文をもっと
(5作品)
見る
孀婦
(逆引き)
その後良人に先立れ
孀婦
(
やもめ
)
となった悲しみを慰めるため、単身米国を漫遊して再び日本に来て二年ほど東京にいた。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
やもめ(孀婦)の例文をもっと
(5作品)
見る
鰥夫
(逆引き)
それはその町に一人の
鰥夫
(
やもめ
)
の肺病患者があって、その男は病気が重ったままほとんど手当をする人もなく、一軒の
荒
(
あば
)
ら家に捨て置かれてあったのであるが
のんきな患者
(新字新仮名)
/
梶井基次郎
(著)
やもめ(鰥夫)の例文をもっと
(5作品)
見る
寡夫
(逆引き)
「こら! 御覧な、
無性
(
ぶしょう
)
だねえ。おまえさん
寡夫
(
やもめ
)
かい」
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
やもめ(寡夫)の例文をもっと
(1作品)
見る
山女
(逆引き)
と是から女房が支度をするのに、
前川
(
まえがわ
)
で
捕
(
と
)
れた
山女
(
やもめ
)
に
岩魚
(
いわな
)
という魚に、其の頃会津辺から𢌞る
味淋
(
みりん
)
のような
真赤
(
まっか
)
な酒で
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
やもめ(山女)の例文をもっと
(1作品)
見る
鰥男
(逆引き)
涙というものは、まして中年の
鰥男
(
やもめ
)
の涙などというものは、薄穢いものだ。甘ったるい感情の自慰のようなものであろう。
夢幻泡影
(新字新仮名)
/
外村繁
(著)
やもめ(鰥男)の例文をもっと
(1作品)
見る
“やもめ”の意味
《名詞1》
やもめ【寡、孀、寡婦】
夫を失った女。夫のいない女。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
おとこやもめ
やまめ
そうふ
くわ
すく
すくな
すくね
すくの
をとこやもめ
ずく