“前川”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぜんせん50.0%
まえかわ25.0%
まえがわ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
又鮏(さけ)の時節(じせつ)にて、小千谷(をぢや)の前川(ぜんせん)は海に朝(てう)するの大河なれば今捕(とり)しをすぐに庖丁(はうちやう)す。味(あぢ)はひ江戸にまされり。一日鮏(さけ)をてんぷらといふ物にしていだせり。
その手前の横丁の角が鰌屋(どじょうや)(これは今もある)。鰌屋横丁を真直に行けば森下(もりした)へ出る。右へ移ると薪炭(しんたん)問屋の丁子屋(ちょうじや)、その背面(うしろ)が材木町の出はずれになっていて、この通りに前川(まえかわ)という鰻屋がある。
と是から女房が支度をするのに、前川(まえがわ)で捕(と)れた山女(やもめ)に岩魚(いわな)という魚に、其の頃会津辺から𢌞る味淋(みりん)のような真赤(まっか)な酒で
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)