“丁子屋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちやうじや50.0%
ちょうじや50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
喜太郎が死ねば、河内屋の大身代は、叔母のお米か、お米の妹で佐久間町の丁子屋ちやうじや茂三郎に貰はれて居る、お富に繼がせる外は無かつたのです。
銭形平次捕物控:050 碁敵 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
丁子屋ちやうじやに元居た下女から思ひ付いて、白粉を濃く塗つて、前髮鬘を附けて、首筋へ古傷ふるきずを描いた。あの古傷がだ。
銭形平次捕物控:050 碁敵 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
丁子屋ちょうじやの養女になった、又兵衛の末の娘、お富の許嫁者いいなずけで、河内屋にも出入りしているい男だったのです。
銭形平次捕物控:050 碁敵 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
その手前の横丁の角が鰌屋どじょうや(これは今もある)。鰌屋横丁を真直に行けば森下もりしたへ出る。右へ移ると薪炭しんたん問屋の丁子屋ちょうじや、その背面うしろが材木町の出はずれになっていて、この通りに前川まえかわという鰻屋がある。