丁子屋ちやうじや)” の例文
喜太郎が死ねば、河内屋の大身代は、叔母のお米か、お米の妹で佐久間町の丁子屋ちやうじや茂三郎に貰はれて居る、お富に繼がせる外は無かつたのです。
銭形平次捕物控:050 碁敵 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
丁子屋ちやうじやに元居た下女から思ひ付いて、白粉を濃く塗つて、前髮鬘を附けて、首筋へ古傷ふるきずを描いた。あの古傷がだ。
銭形平次捕物控:050 碁敵 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
丁子屋ちやうじやの養女になつた、又兵衞の末の娘、お富の許婚者いひなづけで、河内屋にも出入りして居る好い男だつたのです。
銭形平次捕物控:050 碁敵 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
谷中三崎町に、小大名の下屋敷ほどの構へで、界隈かいわい睥睨へいげいしてゐる有徳うとくの町人丁子屋ちやうじや善兵衞。