“ちやうじや”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:チヤウジヤ
語句割合
長者50.0%
丁子屋25.0%
丁字屋25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のあたりにすまふなるだい/\長者ちやうじや吉例きちれいよろ昆布こんぶ狩衣かりぎぬに、小殿原ことのばら太刀たち佩反はきそらし、七草なゝくささと若菜わかなむとて、讓葉ゆづりはつたるが、郎等らうどう勝栗かちぐりんでいはく、あれに袖形そでかたうらなぎさに、むらさき女性によしやうそ。
月令十二態 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
丁子屋ちやうじやに元居た下女から思ひ付いて、白粉を濃く塗つて、前髮鬘を附けて、首筋へ古傷ふるきずを描いた。あの古傷がだ。
銭形平次捕物控:050 碁敵 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
末枯うらがれ」の中の人物、田所町の丁字屋ちやうじやの若旦那と生れながら、親讓の店も深川の寮も