“ちょうじや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
丁字屋60.0%
丁子屋40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「お泊りなさんし、丁字屋ちょうじやでございます」
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
丁子屋ちょうじやの養女になった、又兵衛の末の娘、お富の許嫁者いいなずけで、河内屋にも出入りしているい男だったのです。
銭形平次捕物控:050 碁敵 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
その手前の横丁の角が鰌屋どじょうや(これは今もある)。鰌屋横丁を真直に行けば森下もりしたへ出る。右へ移ると薪炭しんたん問屋の丁子屋ちょうじや、その背面うしろが材木町の出はずれになっていて、この通りに前川まえかわという鰻屋がある。