“山女”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やまめ81.3%
あけび6.3%
やまおんな6.3%
やもめ6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
案内者はその天井に懸けてあつた、長い釣竿を取り下してから、私一人を後に残して、夕飯の肴に供すべく、梓川の山女(やまめ)を釣りに行つた。
槍ヶ岳紀行 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
同時に、蛇のように、再び舌が畝(うね)って舐め廻すと、ぐしゃぐしゃと顔一面、山女(あけび)を潰(つぶ)して真赤(まっか)になった。
古狢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
それからずっと後の天明(てんめい)年間に書かれた橘南渓(なんけい)の「西遊記」にも、九州の深山には山童(やまわろ)というものが棲んでいるの、山女(やまおんな)というものを射殺したという記事が見えるから、その昔の文禄年代には
馬妖記 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
と是から女房が支度をするのに、前川(まえがわ)で捕(と)れた山女(やもめ)に岩魚(いわな)という魚に、其の頃会津辺から𢌞る味淋(みりん)のような真赤(まっか)な酒で
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)