“ぜんせん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
前線50.0%
前川16.7%
全線8.3%
全船8.3%
善戦8.3%
髯線8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
話は遠く日露戦争の昔にさかのぼりますが、河内園長が満州の野に出征(しゅっせい)して軍曹(ぐんそう)となり、一分隊の兵を率いて例の沙河(さか)の前線(ぜんせん)、遼陽(りょうよう)の戦いに奮戦(ふんせん)したときのことです。
爬虫館事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
又鮏(さけ)の時節(じせつ)にて、小千谷(をぢや)の前川(ぜんせん)は海に朝(てう)するの大河なれば今捕(とり)しをすぐに庖丁(はうちやう)す。味(あぢ)はひ江戸にまされり。一日鮏(さけ)をてんぷらといふ物にしていだせり。
つぎの停車駅(ていしゃえき)までは、約(やく)一時間もかかる。全線(ぜんせん)で一ばん長い丁場(ちょうば)だった。日記をつけてしまうと、することもなくなったので、まどから暗い外をすかして見た。
くまと車掌 (新字新仮名) / 木内高音(著)
と、またもやごうぜんたる音がして、全船(ぜんせん)が震動(しんどう)した、同時に船は、木の葉のごとく巨濤(きょとう)の穂(ほ)にのせられて、中天(ちゅうてん)にあおられた。たのみになした前檣(ぜんしょう)が二つに折れたのである。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
ところで、きのうのみんなの善戦(ぜんせん)にたいして、心からの祝辞(しゅくじ)をのべたいのだが、ぼくには、どうも、それができないのだ。
星野くんの二塁打 (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)
Sylphe(ジルフェ) の女性をそれにもまた男性化しているばかりでなく、再び古愛蘭(アイリッシュ)のような角張ったゴソニック文字で、それには筆者の性別は愚かなこと毛のような髯線(ぜんせん)一筋にさえ
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)