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前線
ふりがな文庫
“前線”の読み方と例文
読み方
割合
ぜんせん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぜんせん
(逆引き)
こう
注意
(
ちゅうい
)
してやると、
後方
(
こうほう
)
から、
前線
(
ぜんせん
)
へ
送
(
おく
)
られたばかりの、
若
(
わか
)
い
兵士
(
へいし
)
の
一人
(
ひとり
)
が、
目前
(
もくぜん
)
で、
背嚢
(
はいのう
)
をおろして、その
内
(
うち
)
を
改
(
あらた
)
めていました。
少女と老兵士
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
話は遠く日露戦争の昔にさかのぼりますが、河内園長が満州の野に
出征
(
しゅっせい
)
して
軍曹
(
ぐんそう
)
となり、一分隊の兵を率いて例の
沙河
(
さか
)
の
前線
(
ぜんせん
)
、
遼陽
(
りょうよう
)
の戦いに
奮戦
(
ふんせん
)
したときのことです。
爬虫館事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
その
後
(
ご
)
、
彼
(
かれ
)
は、かつての
約束
(
やくそく
)
を
守
(
まも
)
って、
戦友
(
せんゆう
)
の
骨壺
(
こつつぼ
)
を
負
(
お
)
い、
前線
(
ぜんせん
)
から、また
前線
(
ぜんせん
)
へと
野
(
の
)
を
越
(
こ
)
え、
河
(
かわ
)
を
渡
(
わた
)
って、
進撃
(
しんげき
)
をつづけているのでありました。
戦友
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
前線(ぜんせん)の例文をもっと
(6作品)
見る
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
線
常用漢字
小2
部首:⽷
15画
“前”で始まる語句
前
前後
前途
前方
前垂
前刻
前様
前栽
前屈
前掛
“前線”のふりがなが多い著者
小川未明
海野十三