“孀婦”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やもめ83.3%
そうふ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
森「女房じゃアありません、来月別れ話になって、これから孀婦やもめ暮しにでもなったら、旦那を連れて来てくれってんです」
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
その後良人に先立れ孀婦やもめとなった悲しみを慰めるため、単身米国を漫遊して再び日本に来て二年ほど東京にいた。
つゆのあとさき (新字新仮名) / 永井荷風(著)
後家ごけ孀婦そうふの淋しき人々にも、勿論もちろんこの時には仕事があったが、それは一年の永い日数に比べると、幾らでもなかったのである。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)