トップ
>
孀
ふりがな文庫
“孀”の読み方と例文
読み方
割合
やもめ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やもめ
(逆引き)
この土地は人情がよくないから、親のない子や
孀
(
やもめ
)
では暮していけない。阿繊ももう、あなたの家の
婦
(
よめ
)
になっておる。ここを
阿繊
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
孀
(
やもめ
)
のお勝も源兵衛の妹だけあって気性の勝った人で、お園が男のように竹馬に乗ったりして遊ぶのを
叱言
(
こごと
)
もいわずに、五
分
(
ぶ
)
刈の男姿にしておいた。
竹本綾之助
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
中ざしキラキラとさし込みつつ、
円髷
(
まるまげ
)
の
艶
(
つやや
)
かなる、
旧
(
もと
)
わが居たる町に住みて、亡き母上とも
往来
(
ゆきき
)
しき。
年紀
(
とし
)
少
(
わか
)
くて
孀
(
やもめ
)
になりしが、摩耶の家に奉公するよし、予もかねて見知りたり。
清心庵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
孀(やもめ)の例文をもっと
(9作品)
見る
孀
漢検1級
部首:⼥
20画
“孀”を含む語句
孀婦
人孀故爾
孀婆
孀婦暮
孀暮
孀母
“孀”のふりがなが多い著者
薄田淳介
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
蒲 松齢
薄田泣菫
正岡子規
長谷川時雨
泉鏡花
岡本かの子
田中貢太郎