“顯職”のいろいろな読み方と例文
新字:顕職
読み方割合
けんしょく50.0%
けんしよく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
九十郎の辯佞利巧べんねいりこうは次第に脂が乗って、その頃はもう田沼主殿頭の莫大な賄賂の取次は、何んと——公儀御役人の、しかも新居番頭の顯職けんしょくに居る——秋月九十郎がやって居る有様でした。
〔評〕南洲、顯職けんしよくに居り勳功くんこうふと雖、身極めて質素しつそなり。朝廷たまふ所の賞典しやうてん二千石は、こと/″\く私學校のつ。貧困ひんこんなる者あれば、のうかたぶけて之をすくふ。