顯職けんしょく)” の例文
新字:顕職
九十郎の辯佞利巧べんねいりこうは次第に脂が乗って、その頃はもう田沼主殿頭の莫大な賄賂の取次は、何んと——公儀御役人の、しかも新居番頭の顯職けんしょくに居る——秋月九十郎がやって居る有様でした。