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かんしゃくだま
ふりがな文庫
“かんしゃくだま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
癇癪玉
78.9%
疳癪玉
10.5%
疳癖玉
5.3%
肝癪玉
5.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
癇癪玉
(逆引き)
父は黙ってまじまじと
癇癪玉
(
かんしゃくだま
)
を一時に
敲
(
たた
)
きつけたような言葉を聞いていたが、父にしては存外穏やかななだめるような調子になっていた。
親子
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
かんしゃくだま(癇癪玉)の例文をもっと
(15作品)
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疳癪玉
(逆引き)
と、
宛然
(
まるで
)
彼が故意にでもやった様に云うのであった。気の早い隼英吉は
疳癪玉
(
かんしゃくだま
)
を破裂さした。
乗合自動車
(新字新仮名)
/
川田功
(著)
かんしゃくだま(疳癪玉)の例文をもっと
(2作品)
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疳癖玉
(逆引き)
たしか『都の花』という新聞の附録だったが、苦しい生活を知らないあたしは遠慮もなく頁をあわせて立ちきってしまったので、コチコチの兄さんが
疳癖玉
(
かんしゃくだま
)
を破裂させて
梯子段
(
はしごだん
)
からどなり上って来た。
旧聞日本橋:07 テンコツさん一家
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
かんしゃくだま(疳癖玉)の例文をもっと
(1作品)
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肝癪玉
(逆引き)
滝田君はとうとう
肝癪玉
(
かんしゃくだま
)
を破裂させてしまった。もう少しで原稿を渡し切るという間際に、今度の作はだめだというような猛烈な悪評を書いた手紙に、渡しただけの原稿を添えて送り返して来た。
文壇昔ばなし
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
かんしゃくだま(肝癪玉)の例文をもっと
(1作品)
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