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かんしゃく
ふりがな文庫
“かんしゃく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
癇癪
79.5%
疳癪
12.4%
肝癪
5.4%
官爵
2.0%
癇癖
0.3%
肝積
0.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
癇癪
(逆引き)
語学だの数学だのという基礎学は、
癇癪
(
かんしゃく
)
にさわるほど同級の者たちが呑込みがおそいのでただもどかしさをそそられるばかりだった。
星座
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
かんしゃく(癇癪)の例文をもっと
(50作品+)
見る
疳癪
(逆引き)
赤坊が泣き叫ぶのを聞くことは、めったになく、又私はいま迄の所、お母さんが赤坊に対して
疳癪
(
かんしゃく
)
を起しているのを一度も見ていない。
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
かんしゃく(疳癪)の例文をもっと
(37作品)
見る
肝癪
(逆引き)
今我が枕頭に座って居ったとすれば我はこれに
酬
(
むく
)
いるに「馬鹿野郎」という
肝癪
(
かんしゃく
)
の一言を以てその座を
逐払
(
おいはら
)
うに止まるであろう。
病牀苦語
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
かんしゃく(肝癪)の例文をもっと
(16作品)
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▼ すべて表示
官爵
(逆引き)
俗にいう武士の
風上
(
かざかみ
)
にも置かれぬとはすなわち
吾
(
わが
)
一身
(
いっしん
)
の事なり、後世子孫これを再演するなかれとの意を示して、
断然
(
だんぜん
)
政府の
寵遇
(
ちょうぐう
)
を辞し、
官爵
(
かんしゃく
)
を
棄
(
す
)
て
利禄
(
りろく
)
を
抛
(
なげう
)
ち
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
かんしゃく(官爵)の例文をもっと
(6作品)
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癇癖
(逆引き)
お大名様方は釣夜具だとか申しますが、それほど奢った訳ではない。お附の者も皆心配して居られます。いまだお年若で、今年二十四五という
癇癖
(
かんしゃく
)
ざかりでございます。老女喜瀬川が出まして
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
かんしゃく(癇癖)の例文をもっと
(1作品)
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肝積
(逆引き)
謙介は成長してから父に似た異相の男になったが、後日安東益斎と名のって、東金、千葉の二箇所で医業をして、かたわら漢学を教えているうちに、持ち前の
肝積
(
かんしゃく
)
のために、千葉で自殺した。
安井夫人
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
かんしゃく(肝積)の例文をもっと
(1作品)
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