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利禄
ふりがな文庫
“利禄”の読み方と例文
読み方
割合
りろく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りろく
(逆引き)
功名
利禄
(
りろく
)
は藩士族の
流
(
りゅう
)
に帰し、ついで廃藩の大挙にあえば、藩主は得るところなきのみならず、かえって旧物を失うて、まったく
落路
(
らくろ
)
の人たるが如し。
徳育如何
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
姦言
(
かんげん
)
を
文
(
かざ
)
り、
近事
(
きんじ
)
を
摭
(
と
)
り、時勢を
窺伺
(
きし
)
し、
便
(
べん
)
に
趨
(
はし
)
り
隙
(
げき
)
に投じ、
冨貴
(
ふうき
)
を以て、志と
為
(
な
)
す。
此
(
これ
)
を
利禄
(
りろく
)
の
蠹
(
と
)
と
謂
(
い
)
う。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
俗にいう武士の
風上
(
かざかみ
)
にも置かれぬとはすなわち
吾
(
わが
)
一身
(
いっしん
)
の事なり、後世子孫これを再演するなかれとの意を示して、
断然
(
だんぜん
)
政府の
寵遇
(
ちょうぐう
)
を辞し、
官爵
(
かんしゃく
)
を
棄
(
す
)
て
利禄
(
りろく
)
を
抛
(
なげう
)
ち
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
利禄(りろく)の例文をもっと
(3作品)
見る
利
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
禄
漢検準1級
部首:⽰
12画
“利”で始まる語句
利
利益
利目
利腕
利口
利鎌
利根
利巧
利用
利根川
“利禄”のふりがなが多い著者
福沢諭吉
幸田露伴