“利禄”の読み方と例文
読み方割合
りろく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
功名利禄(りろく)は藩士族の流(りゅう)に帰し、ついで廃藩の大挙にあえば、藩主は得るところなきのみならず、かえって旧物を失うて、まったく落路(らくろ)の人たるが如し。
徳育如何 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
姦言(かんげん)を文(かざ)り、近事(きんじ)を摭(と)り、時勢を窺伺(きし)し、便(べん)に趨(はし)り隙(げき)に投じ、冨貴(ふうき)を以て、志と為(な)す。此(これ)を利禄(りろく)の蠹(と)と謂(い)う。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
俗にいう武士の風上(かざかみ)にも置かれぬとはすなわち吾(わが)一身(いっしん)の事なり、後世子孫これを再演するなかれとの意を示して、断然(だんぜん)政府の寵遇(ちょうぐう)を辞し、官爵(かんしゃく)を棄(す)て利禄(りろく)を抛(なげう)ち
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)