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風上
ふりがな文庫
“風上”の読み方と例文
読み方
割合
かざかみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かざかみ
(逆引き)
その頃の学生は
無暗
(
むやみ
)
と気が荒かった。何しろ日露戦争の始まる前の年だ。西洋音楽などやる奴は
風上
(
かざかみ
)
にも置けないと思っていた。
凡人伝
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
水は半ば凍り、
泥濘
(
でいねい
)
も
脛
(
はぎ
)
を没する深さで、行けども行けども果てしない
枯葦原
(
かれあしはら
)
が続く。
風上
(
かざかみ
)
に
廻
(
まわ
)
った匈奴の一隊が火を放った。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
彼のすがたが森の奥に隠れた時に、英公は
風上
(
かざかみ
)
から火をかけた。父は我が子の将来をあやぶんで焼き殺そうとしたのである。
中国怪奇小説集:05 酉陽雑爼(唐)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
風上(かざかみ)の例文をもっと
(26作品)
見る
“風上(風上と風下)”の解説
風上と風下(かざかみとかざしも)とは、観察者に対して吹く風が来る方向を風上(en: windward)といい、その反対を風下(leeward)という。
(出典:Wikipedia)
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
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