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かざかみ
ふりがな文庫
“かざかみ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
風上
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
風上
(逆引き)
痛烈に叫びざま、黒住団七のあとに追い近づいたかと思われましたが、およそ団七こそは武人の
風上
(
かざかみ
)
にもおけぬ奴でした。
旗本退屈男:03 第三話 後の旗本退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
二三にするような奴は俳優の
風上
(
かざかみ
)
には置けない、
況
(
いわ
)
んや市川の宗家ともあるべき者に……丸山、こいつは偽物だ、われわれは一杯食わされたのだ
大菩薩峠:24 流転の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
だから探偵と云う奴はスリ、泥棒、強盗の一族でとうてい人の
風上
(
かざかみ
)
に置けるものではない。そんな奴の云う事を聞くと癖になる。決して負けるな
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
かざかみ(風上)の例文をもっと
(26作品)
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“かざかみ”の意味
《名詞》
風が吹いてくる方向。
(出典:Wiktionary)