“肝積”の読み方と例文
読み方割合
かんしゃく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
謙介は成長してから父に似た異相の男になったが、後日安東益斎と名のって、東金、千葉の二箇所で医業をして、かたわら漢学を教えているうちに、持ち前の肝積かんしゃくのために、千葉で自殺した。
安井夫人 (新字新仮名) / 森鴎外(著)